moundtailのブログ

『人生のマウンドに立つ人を応援する』をコンセプトに掲げ、母親支援を中心に、子育て・医療福祉・組織開発の分野でケアラーズケアをしている女性経営者のひとりごと。

ラジオ出演のお知らせ

2023/11/21

ラジオに出演します!

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八戸市のコミュニティラジオ放送局『BeFM』様よりお誘いいただき

『子育てラジオ せっせっせのよいよいよい』にて

わたしの簡単なプロフィールや事業、イベントの紹介をしています。

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放送日は

本放送:11/21(火)11:30〜11:45

再放送:11/26(日)18:15〜18:30

となります!

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事業の今後の野望やどんな想いで活動しているかについても

お話しましたので、ぜひお聞きください♪

【うちの子のあーだこーだ。】第5回を実施しました

2023/11/2

今日は木曜日。

Eテレでやってる『ソーイングビー』を見ながらこれを書いています。

先週まで2週連続でイベントをやっていたので、木曜日といえばお気に入りの番組を見ながら【あーだこーだ。】のアンケートを読むのが日課になっていました。

が、今週は予定を組まなかったので、休息日に当ててぼんやりと過ごしていました。

雇われの方の仕事も本格的に始まり、大学も最初のタームが大詰めで、11月のイベントのためにフライヤーを作ったりSNSに投稿したりと大忙しだったので、意識的に電源を切らないとどこにも休む時間を取れないのです。

ぼんやりと過ごしたら、先週のイベントを振り返る気力が出てきました。

 

2023/10/26

第5回【うちの子のあーだこーだ。】を開催しました。

今回はなんと!1歳未満のねんね・はいはいベビーばかり6組!

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はいかわいいー!!!!!

もうさ、順番にひんひん泣くんだけど、それすらもめっちゃ可愛くて、抱っこさせてもらいながら進行してました♡

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(親友が参加してくれてて、わたしの動いている様子も撮ってもらいました)

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もう、言葉はいらない。笑

何度も『この部屋マイナスイオンでも出てんじゃね…?』って思うくらいの癒し空間で。

お昼に向かってグズグズタイムがあったけど、ベビーたちが順番にお昼寝を始めて。

寝ない子もいるんだけど、一人ひとり自分の世界に夢中な様子がまた可愛くて。

最後の集合写真、みんなが笑顔でいてくれたのを見返して泣いたりしてました←

 

ただ、まだまだ課題があります。

楽しさと達成感の他にモヤモヤが残ってこれを言語化するのに、大変な消化不良を起こしていました。

主な課題は3つ。

①テーマ設定とクラス分け、②価格設定、③今後の展開。

3つを順番に見ていきます。

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①テーマ設定とクラス分け

『推しポイントを語ろう!』というテーマ設定で始めたこのイベント。

人が集まるかどうか、続くかどうかもわからず始めたのですが、2ヶ月で第5回まで開催することができ、続けて参加してくれる人も出てきました。そうなると、毎回同じテーマじゃつまらない。確かに日々成長する我が子の推せるポイントは変わっていくし、悩みも変化して行くけど、つまらないだろうなと。

第4回を終えた時点でこの感覚はあって、でも初めて参加する人は「『うちの子の…』ってイベント名なのに、子供について語らないの?」って混乱するだろうな、うーん…!とモダモダしていました。が、今回のワークショップで『パパが〜で…』という話が出たときに、やっぱそこは広げたいよね!うん、次回から変えよう!と。『あーだこーだ』言うイベントだと理解はされているようだから、毎回変えることは難しくても、月ごとにテーマを更新することならできるかも!半年で1サイクルくらいを目安に変えていったら、半年後にまた参加した時は以前と変化があって面白いだろう!と考えました。

お子さんの月齢についても、平日の午前中のイベントだから、育休中のママが大半で1歳以上の子はあまり来ないかもな〜と思いつつ、おおむね3歳未満(就園前)のお子さんとママを対象にしてきました。

が、実際集まった親子を見渡してみると、結構1歳以上でも行き場がなく困っている親子が多いことに気づきます。第1回の振り返りでも書いたように、子育てサロンや支援センターに行っても、物を壊したりしないかヒヤヒヤしながらお子さんの後を追いかけて疲労困憊のママたちがいる。そんな人にこそ価値を感じてもらえるのかもしれないと思いました。一方で、月齢による区別をしていないので、歩ける子が赤ちゃんをまたごうとする場面もあり、子供たちがお互いに社会構造を学ぶ機会とも取れるけど、気になるママは『お互いさま〜』では済まないでヒヤヒヤするだろうとも。

特に、今回(第5回)は事前に低月齢のお子さん中心になりそうだとわかったため、Instagramのストーリーズで『ゆったり過ごせそうですよ』と呼びかけたところ、お申込みが増えた背景もあったので、ある程度分けることは必要だと感じました。

1歳未満と1歳以上では、動く範囲や遊びが大きく変わります。この辺で分けつつ、月齢の別がない日も設けたら、『あんなふうに大きくなるんだなぁ』と未来に希望が持てたり、『あのくらい小さかったなぁ』と過去を振り返ってほのぼのしたりできるのかな、と考えています。

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②価格設定

以前、『わたしが楽しくてやってるから大赤字でもいい!』とか啖呵切っちゃってるんですが、①のような区切ることをすると、必然的に1回に集まる人数は減ってしまいます。

イベントにかかる経費は、会場代、お弁当代の他に、お子さんがぐずった時用にプレゼントとして用意しているお菓子代、集客のための広告宣伝費、フライヤーなどの印刷費、ワークショップのための模造紙やペン、クリップボードなどの材料費、(我が家で使ったおもちゃやフロアマット、カーテン、突っ張り棒なんかを初めから全部購入すればその代金も)、参加人数が多くなればスタッフの増員も必要で人件費も出したい。なんならわたしの講師料はずっとない状態で、会場代を丸々持ち出しでやっている…改めて経費の計算をしたら大赤字どころか、大出血していました(笑)

今のサービス内容のまま参加費1000円でやって行くとなると、会場代とお弁当代だけで見ても毎回12人以上参加してもらう必要がある。月齢ごちゃ混ぜで続けられたとして、感覚的に8人がわたしのマネジメントの限界。それ以上だと、ワークショップはできない可能性が高く、子供たちを遊ばせながら元々知り合いのママたちだけでおしゃべり、となりかねない。それは他の場所でやっていることと同じになり、1000円出して参加する意義が感じられないし、なんならわたしがやらなくても良くなる。

8組程度の参加率でも、せめて赤字にならない価格設定とサービス内容にしていくために、会場を変えるか(開催時間を短くするか)、お弁当の配布をなくすか、ワークショップをやめるか、、、。難しい選択になりました。

会場を変える場合、お子さんが内装を壊さないがヒヤヒヤしない空間でありながら、体温調整の未熟な子供たちにとって快適な室温が維持できる空間が条件となります。公民館や市の施設は、基本的に営利を目的としないこととされているので、除外。それがなかったとしても、条件に合わない部屋が多く、現状のレンタルスタジオはエアコン・床暖完備なので魅力的なんですよね。となると開催時間を短くする(1時間当たりいくら、という貸し方なので)ことになりますが、2時間の開催がワークショップとフリートークでちょうど良いサイズだし、授乳室を作ったり、マットやおもちゃを設置するため、前後の設営時間は削りにくい。となるとお弁当を削るか…でもふらっと来てお弁当持って帰れたら、帰った後楽だよなぁ、管理栄養士さんのバランスの取れたお弁当でほっこりしてほしいなぁなんて優柔不断に陥ること数日。アンケートも取りましたが、見事に割れていて(笑)みんなそれぞれ『オプションとしてここが素敵!』と思って来てくれているからなんですよね。中にはサービス内容そのままで価格を上げてもいいよ〜!という人も。もちろん、毎回1000円はきついから、500円に下げてもらえたら…という方もいました。安い方が嬉しいよね…。でも、完全に個人でやっている以上、価格はこれ以上下げられない(泣)最後は自分で決めるしかない。どんなことを求めてやってくるお客さんを大事にするのか。そこを問い直す必要がありました。

唯一の救いとして、毎回のアンケートでも全員が価値を感じてくれていたのが、『家族以外と話せる』こと。ワークショップなしにしてほしい!という声もなく、話しに集まるイベントだと理解されているのはもちろん、そこに最大の価値を感じてもらっているなら、他の部分は価格との釣り合いをみて変えるのは、わたしが判断していくしかない!と腹を決めました。

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③今後の展開

今年9月に始めた時は、これほど好評いただけるとはわからなかったし、定期イベントにできるかわからず始めたのですが、今後は①と②の二つの変更点を少しずつ調整しながら続けて行けたらと思っています。何せわたしが飽き性なので、どれくらい続けられるかわかりません。でも、こういう場づくりが必要とされているうちはやりたいと思っています。

同時に、『わたしだけがこのイベントができてもなぁ、もっと他の場所でも広がっていったらいいなぁ』とも思っていて。

例えば、各地域でやっている子育てサロン社会福祉協議会の協力の元、地域の児童委員の方を中心に運営されていますが、高齢化もあってかその運営方法は現代のママたちの感覚と乖離があるように感じます。場所の用意はすでにあるので、話しやすい環境設定やファシリテーションの方法などを学び実践していただくことで、サロンの特徴としてママたちに訴求していくことができるのかなと思います。

また、保育園などで運営している支援センターでも同じようなことができたら、ママたちの本音が聞けて普段の保育に活かせるでしょうし、入園前からコミュニケーションが取れている園に入園させたいと思うママも増えるのではないでしょうか。

 

 

 

子育てに関することって、本音を話す場面が実はとても限られているんだと思うんです。特に、ネガティブなことを言おうものなら『何言ってんの〜』『母親なんだから我慢しなさい』『子育てってそういうものだから』と言われて、押し黙るしかなくなってしまいます。

わたしは、個々に生まれるたくさんの想いはあっていいし、否定されるものではないと思っていて。なんならそう感じさせてしまう社会構造にこそ問題があるとすら思っています。でも、社会や周囲の人たちを変えていくのってすんごい難しいし、めちゃくちゃしんどい。なのに、全然変わらなかったりする。じゃぁ変わらないなら何を言っても仕方ないよねってことじゃなくて、どうにもならないからこそ自分の中で抱えたままにせず、口から外に出して『うんうん』『だよね〜』『わかるわかる!』『うちも〜』『そう思ってたのわたしだけじゃなかったんだ!』と共感することで昇華してかるくしていくことが必要だと思っています。

前にも書いた気がしますが、モヤモヤした想いって抱えているだけで雪だるま式にどんどん大きくなっていってしまう。抱えられる大きさならいいけど、どんどん大きくなって抱えきれなくなったらどうなるか。イライラが増えたり、体調が悪くなったり、最悪の場合、この世から消えてしまいたくなったりするんです。

わたし自身が産後うつになってしまった大きなきっかけは、子育ての悩みを『みんなそういうもん』と軽んじられたことにあります。実家に里帰りしなかったとか、夫が長時間の三交代勤務だったとか、わたしの性格だったりとか、娘との相性だったり、いろいろな要素が絡まってはいるのですが、相談したい・話を聞いてほしいと思って実母に連絡した時、何を言っても『みんなそういうもん』と言われて、誰にも何も話せなくなってしまったことが一番大きいと思っています。わたし自身も、赤ちゃんは泣くものだし、夜は眠れないものだし、おっぱいは張って痛いものだし、子育ての大半の悩みは成長していくほかどうしようもないことは頭ではわかりつつも、やっぱり話を聞いて欲しかった。解決はしなくとも、『そうだよね、この時期は本当に辛いよね』と言って欲しかった。最終的に自分が子育てを主体的にしていかなければならないからこそ、悩みの全部を背負わせず、話している間だけでも、ほんの端っこでもいいから一緒に持ってもらいたかったのだなぁと振り返っても思います(書きながら泣いてる)。

実際にイベントをやっていても、『こんなこと考えてるのわたしだけかと思ってた』『みんな同じようなことで悩んでいて安心した』『話せてスッキリした』『少しホッとした』『明日からまた頑張れそう』『大人としゃべれて楽しかった』『みんな辛いんだなぁ』『希望が持てる』『みんな違うんだなぁ』…いろんな声が聞かれます。やってみるまで、生まれてみるまで、どこがどんな風に大変で、どういう時に嬉しいのか。三世代同居家族が減り、子育てのリアルがわからない中、不安と孤独を抱えながら戦っている母親という存在がいることを、ぜひ知ってほしいと思います。そして、一言でいいのです。『大変だね』『頑張ってるね』と声をかけていただけたら、救われる親子は増えるし、子育てをしてみようと思える人も増えていくのではないでしょうか。本当に少子化を解消したいなら、周りの人一人ひとりができることは、絶対に『母親支援』です。

 

書き始めてからここまで1週間かかってしまいました。

一番長い記事かも(汗)

終わり!

『若者マチナカ会議』に出席しました

35才が若者かどうか、はちょっと脇に置いておいて…(笑)

 

2023/10/29

八戸市の はっち において、『若者マチナカ会議』が開かれました。

知り合いがSNSで発信しているのを見て存在を知ったのですが、

企画内容をよくよく見ると会いたいと思っていた方のお名前が!

当日、ファシリテーションを担当された玉樹真一郎さん。

デザイナーのバイブルと名高い『「つい」やってしまう体験の作り方』の著者で、Wiiの企画などに携わったご経験から、体験をデザインするトップランナーとして活躍されています。

ご著書を何度も読み返して自分の事業に活かせないかと思案したのですが、拝読何回目かのある時、巻末の著者紹介文に目が止まります。

なんとご出身が八戸!しかも、調べてみると数年前に帰八されているとのこと!

事業についてダメ出ししてもらおう!(←おい)と思ってHPの問い合わせフォームを探すと、『新規のお問い合わせは受けておりません』の文字…。会えないのかぁ、そうだよなぁ、こんな逸材が地元に戻ってきたら放って置かないよな…と思っていた矢先にイベント出演の情報が!これはもう会いに行くしかない!と参加を申し込んだのでした。

イベント終了後に一緒に写真を撮っていただいた

 

玉樹さんに会いたいだけで参加したんかい!と言われそうですが、参加者の中で自分の活動についてPRしたい人は2分だけ(しかも休憩時間に)時間をあげるよ、とも記載があり、どんなセグメントが応募してくるかわからないけど、登壇してみよう!と思って、こちらにも申し込み。

何についてPRしようか、と考えたのですが、イベントや事業について細かく説明するより、子育てや健康についての領域で色々やってる変なやついるよ〜くらいの温度感で行こうと考え、以下のようなフライヤーでマインドマップを作り、今までとこれからの事業がわかるようにしてみました。

当日配布されたフライヤー

発表内容は以下。

個人事業として、ママと家族のための訪問型整体を主軸に活動しているConditioning Partner代表の つかお さき です。現在35才、2児の母です。

医療業界で社会人を10年以上、妊娠・出産・育児も経験し、この先の人生を考えたときにわたしが思ったことは、『死ぬときに自分を活かせなかった後悔が残ったらイヤだ!』ということでした。自分の強みを掘り下げたときに、理学療法士として医療業界で身につけたスキルや産後にうつを患った母親としての経験、話すことや共感することでまわりをあたためる資質を活かしていきたい!と思うようになり、さまざまなアプローチで事業の企画・運営を行なっています。

今回のテーマは、『魅力あるマチをつくるために自分たちができること』となっていますが、わたしができることは『子育て世代の健康に寄り添うサービスとコミュニティ作り』だと思っていて、これができると『次世代が「住み続けたい!」と思えるマチを支えること』ができるのではないかと思っています。まちづくりというと、場所作りや観光など楽しいを作るgainが多いですが、ユーザーの不満・painを解消するインフラの一つとして住む人を支えたいと思っています。

わたしの強みは『体の上手な動かし方を教えること』『共感性によるゆるい繋がり作り』『話すことであたたかい場を作ること』です。もしピンと来た方はぜひお話ししましょう!また、全ての活動を一人で行なっているため、一緒に活動してくれる仲間がいたらいいなぁと思っています。イベントでコラボしたい方や活動の様子を見てみたい方がいたら、お気軽にお声がけください!

生まれてから今まで八戸に住み続けてきたわたしだからこそ、八戸に新しい価値を提供し続けたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました!

こんな感じで2分ちょうどくらいに原稿を調節して話してきました。

まぁ、トイレ休憩の時間なので、あちこちで名刺交換が行われ、誰も聞いちゃいません(笑)

でも、今回のテーマに合わせて自分が地域に還元できることを打ち出せたので、何かのタイミングで八戸市からお声がけいただけたらいいなぁなどと打算的に考えております。

ワールドカフェというグループワークのタイミングで、わたしの隣の席が空いていたところに市長がいらっしゃって少しお話もできましたし、グループの発表の際には『情報の一元化と、その情報を集める仲間づくり、官・民の別なく情報を置けるように枠を取り払ってほしい』旨伝えることができました。

役所としての公的な立場もわかるのですが、民間だから・個人事業主だからという理由で連携を断られ、苦しい状況にある事業者もたくさんあります。役所はルーティンワークで忙しいからこそ、どんどん民間に事業を委託して、わたしたち事業者を上手く使いながら、情報の要、ハブとしての役割をしていっていただきたいものです。

【うちの子のあーだこーだ。】第4回を開催しました

2023/10/19

今日は定期開催になって初めての【うちの子のあーだこーだ。】でした!

今回なんと過去最多6組のママとベビーに出会えました👶✨

人数が増えたのでどうなることかと心配でしたが、

たまたま地域の児童委員の方がお手伝いしてくださって

どうにか無事に終えることができました。

(ありがとうございます!)

自由に会話を楽しむママたち



まず一言。

はぁ〜〜〜!楽しかった!

で、安定の集合写真撮り忘れです。。。

でも今回も素敵な写真がいっぱい撮れたのでよしとします(笑)

 

今回もコメントいっぱい!



一歳未満2組と一歳以上4組の今回。

一番のハイライトは

最初の質問『子育てどんな感じ?』

に対する1歳未満組からの

👩👩『眠い!』

に全員から悲鳴が聞かれたこと(笑)

いや、実際渦中にいると笑い事ではないのですが、

一番最初の質問で、すでに皆さんの共感性が爆発!

その後はわたしが何かしなくとも会話が弾んでいて

とても賑やかな会になりました。

賑やか〜!



【うちの子のあーだこーだ。】というちょっと変わった名称で運営していますが、

まさに『あーだこーだ』いう会になっていて本当に嬉しい。

とてもカオスな空間で好き



支援センターやサロンなど、子育て世代が集まる場所に行くと

しゃべりたい(けどきっかけがなくて話せない)ママと

子供が遊んでくれればOKでそれほど話したくないママと

だいたい分かれると思うのですが。

不幸にも前者が後者に話しかけた場合、

『フラれる』現象が起きます。(実体験)

大変な思いをしてやっと家から出て外の人に話しかけて

話したくなさそうにされると、結構堪えます。

もちろん後者タイプのママも悪気があってそうしているわけじゃなく

たまたま気分じゃないとか色々事情があるので誰も悪くないんです。

しかし、場所だけ提供すると、こういう不幸は起こり得るんですね。

※今回参加のママの中にも、実体験として同じように感じられた方も。

鏡に映る自分と会話する姫もいました



そこに、ファシリテーションでちょっとのきっかけ作りをする。

簡単に自己紹介をして、ワークシートに書き込んでシェアして。

おしゃべりする会だとわかって参加されているのもあるかもですが、

初めの一歩をアシストすると皆さん楽しそうにお話しされていました。

 

中でも印象的だったのは、

『将来的に子育て支援センターのような運営をしたい!』

と参加している方がいらっしゃったこと!

少し前にInstagramのストーリーズで

『八戸にも産後ケアホテルほしくない?』と投稿したら

数人から『実はわたしも考えたことがあって…』と

メッセージをいただきました。

 

みんなリソースがないから動けないだけで

自分たちが辛かったことを過ぎてしまったからと見過ごさない。

『次の人のために何かしたい』

と思っている人がこんなにも多いのかと感じました。

『そんな人たちで出会う場作りができたらいいなぁ』

なんてストレングスTOP5の着想と未来思考が企画を練り始めています。

 

参加してみたい人いる〜?

メラローサさんのお弁当も美味しかった!



さてさて、最後に恒例の感想のシェアです。

(この部分は必須回答じゃないのでスルーしてもOKなんですが

皆さん入力してくださってめちゃめちゃ嬉しくニヤニヤして読んでいます)

人数が多くて楽しかったです!

楽しかったです!ありがとうございました!

今回、参加人数が多く、賑やかで楽しかったです!

こういう場を作ろうと思ってもなかなか難しいですし、知る機会がないと行けないものだと思うので今回参加できてすごく有意義な時間を過ごすことができました!!!

楽しかったです!駐車場も広くてありがたかったです。

ママ友がいても、みんなアパート住まいで狭くて集まれないね、と話してたので、こういう場で他のママさんや先生と一緒に子育ての話ができて嬉しかったです。ありがとうございました!

子育ては、辛いままじゃなく、楽しくもできる。

人数が多くなればもっと賑やかで楽しいはず!

来週も開催しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今日もありがとうございました!

明日は【うちの子のあーだこーだ。】開催!

2023/10/18
明日に向けて準備。

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今回なんと!
過去最多6組の参加お申し込み😳
一昨日の吹上公民館での子育てサロン
『こんなイベントありますよ〜』とお声がけしたら
『これ!行きたかったやつです〜!』とのお声が。

 

はっち に掲示されているのを見て
『行きたい!』と思ったものの
先月のチラシで残念に思っていたとのこと。
今月分を張り替えに行ったのは10日以降だったので、
それより前に見てくださったんですね。
月が切り替わってすぐ張り替えに行かなかったことを
申し訳なく思いました。

 

わたしは売るのがすごく苦手なのですが
『こういうことやってますよ』
『こんなことが得意ですよ』
『あなたの力になれますよ』
って言い続けるのは
大事だなと改めて思った出来事です。

 

気づきをくれるのは、いつもお客様。
未来への良い兆しと考えて
ありがたく受け取ります。

 

明日はどんな出会いがあるかな?
Serendipityがありますように✨

1年をふりかえって

このブログも開始から1年を過ぎ、事業も準備から数えてそろそろ1年になります。

わたしが何をしたくて事業を始めて、どこに向かおうとしているのか、今一度言語化して行きます。

 

少子化や子育ての課題解決に産後ケアは必要不可欠】

妊娠・出産・産後の時期は、女性の人生の大きな転換期であると同時に、現代の社会構造から孤独を抱えやすく、自死や虐待などの様々な危険性を孕んでいます。

産前・産後の支援を切れ目なく行うため、産後ケアなど公的支援の拡充が急がれていますが、まだまだ認知度は低く、その内容もフィットしたものが少ないのが実情です。

わたしが事業を始めたのは、そんな社会からの要請もありますが、産後に自身がうつを患ったものの、医療機関のお世話になれたことで今を生きている一人として声を上げていく必要があると感じたためです。

八戸市には、デイ型と宿泊型の産後ケア施設がありますが、訪問型の産後ケアはありません。

また、八戸の周辺地域(おいらせ町、階上町、南部町、五戸町、三戸町新郷村、田子町)には産後ケア施設がなく、産後ケアを受けたいとき、八戸市まで移動しなければなりません。

このような現状から、訪問型サービスで産後の女性に寄り添うように考えました。

 

【お家に一人大人が多いと、とっても助かる】

訪問型には利用者にとってたくさんのメリットがあります。

デイ型や宿泊型などの通所型の産後ケアではデメリットとなる赤ちゃんとの移動や必要物品の準備、出かける前の身支度、慣れない施設内では休息が難しいなどの問題が、訪問型では解消しやすいのです。

必要物品は家中にあるので準備の必要がなく、もちろん赤ちゃんとの移動は必要がありません。外出しなくていいので、身支度は必要なく、部屋着・ノーメイクでOKです。施術が終わった後は、慣れ親しんだ寝具で睡眠をとることもできます。

また、通所型の産後ケアでは、せっかく出かけて行って回復できたとしても、家に戻ればまた家事が待っています。

赤ちゃんのいる状態の家事は、泣き声で何度も中断することがあり、段取りどおりに進まず完遂することが難しいため、イライラも抱えやすいのです。

訪問型の場合、作り置きなどの家事を代行することもできますし、ママが達成感を味わいたければ、赤ちゃんのお世話を任せていただき、家事に没頭することもできます。

 

【産後の女性の回復には、一緒に伴走する戦友が必要】

訪問型サービスの中でも整体という方法を取ったのは、理学療法士の資格があることに加え、産後は分娩による身体のダメージがありながら、授乳や抱っこで慣れない姿勢を取ることが多く、十分な回復ができずに不調を抱えたまま育児をしている女性があまりにも多いからです。

授乳の仕方や抱っこの方法は産院の両親学級などで学ぶことが多いですが、それをいかに楽に、正しい姿勢で行うにはどうするか、産後の疲れ切った身体をどうやって回復に向かわせるかまでは教えてもらえないことが多いのです。

産後ケア施設で提供されている睡眠や休息も、もちろん大事。そこにプラスして身体を緩める方法を教えたり、自力でできないほど凝り固まっている場合は施術により外側から緩めることも大事。で、緩めるだけじゃなくて、うまく身体を動かせるような身体づくりの部分や楽な姿勢・動作を実際に一緒にやっていくことも大事だと思っています。

また、産後の不調を抱えたままでいるとどうなるか。子育てが終わってホッと一息つく頃、自分の身体が思っていたよりボロボロなことに気付くのです。関節炎や不良姿勢、尿漏れ、子宮脱や肛門脱などの骨盤臓器脱…これらが起こってくる可能性があります。

そのような後悔がないよう、産後(本来は産前・妊娠前から)に伴走する戦友が必要だと思っています。その戦友が、高齢期の疾患も把握している専門職なら、より安心ではないでしょうか。

 

【カラダだけじゃない。ココロも。】

身体の不調がなくても、妊娠・出産・育児の時期は、気持ちのモヤモヤを抱えやすい時期だと思っています。特に、近年は昔に比べるとそれが強くなったのでは?と思っていて。

一つには家族形態の変化。三世代同居の家族像は少数派になり、核家族が当たり前になりました。これは本当に勝手な憶測なのですが…大家族だと手が多くて助かるのはもちろん、関係性が多方向なので、意識の分散があったと思うのです。どういうことかというと、『お義母さんに家事にケチつけられた。チッ』とか、『お義父さんはまたどっかり座ってるだけ。ハァ』とか、『あなた(夫)も黙ってないで少しは味方してよ』みたいな(※完全なる妄想家族です)。一方で、『子どもは可愛いなぁ。わたしが守らなきゃなぁ』と、家庭内に対象がたくさんいたことで、育児に関するモヤモヤはいい意味で見過ごせたのではないかと思ったりします。

もう一つは情報化社会による変化。子育てや発達に関する情報に簡単にアクセスできるようになったり、他の家庭の育児が垣間見えるようになりました。役立つ情報を得られるメリットはありながらも、キラキラ育児と自分の現状を無意識に比べて抱えるモヤモヤや、育児書に書いてあることに当てはまらない事象に出会った時の不安というのは、誰しも覚えがあるのではないでしょうか。

そのモヤモヤって、抱えていると、どんどん大きくなって無限に膨らんでいってしまう。だから、まずは自分の口から外に出すこと。たっくさん話してモヤモヤが抱えられるくらいの大きさになったら、また日常に戻っていく。全てを無くすことはできないけど、一緒におしゃべりする中でちいさく・かるくするお手伝いはできるのかなと思っています。

先日行ったコミュニティ型イベント『うちの子のあーだこーだ。』を企画・主催してみて、話すことを通じてあたたかい場を作ること、育児のモヤモヤを言語化することがわたしの天職なんじゃないか。一見簡単そうで一番大事、そしてわたしが本当に得意としていることだと思いました。

 

【『誰か』を待たない。真っ直ぐではない道を『わたしがやりたい』】

わたしがやらなくても、他の誰かのチカラでほんの少しずつ課題はなくなるかもしれない。

他の誰かが声を上げて戦って作ってくれた波にただ乗りすることもできたかもしれない。

でも、それはいつになるんだろう。10年後かな?20年後かな?

娘や息子が親になる頃は、わたしたちの住む八戸にも十分な支援があるのだろうか。

子育て世代に魅力的な八戸になっているのだろうか。

そもそも住みたいと思ってくれる人がいなければ、街は続いていかない。

『この街に住み続けたい!』と思ってもらえるように、子育て支援からまちづくりを支えたいという思いも同時にあります。

単なる既存の産後ケアで終わらせずに、よく動く感情と未来を見る目を活かして、新しい価値を提供していくことが、わたしのやりたいことです。

たとえ失敗することがあっても、それは全然問題じゃないんです。わたしが死ぬ時に自分を活かせなかった後悔の方が怖いな、と思っています。

そこに、方法論はあまり意味をなさないと思っています。傷を最小限に抑えるためには大事だけど、人の言うことを聞ける人間なら起業してないので、たまに転んでもあたたかい目で見てやってくれたら嬉しいです。

 

【ちょっと逸れますが、領域のお話】

ここまで書いてきたようなことって、自分で振り返ってみてもちょっと特殊だな、と思っていて。母子保健、産後ケア、医療・福祉、ウィメンズヘルス、ネウボラ理学療法、トレーニング、コーチング、まちづくり、起業家・実業家…どれにもバシッと当てはまらないというか、どれにも当てはまるというか。

わたしが欲張りだからでしょうか。すごくたくさんの要素で構成されていて、一つの領域に収まらないなと思います。起業してみると色々なコミュニティがあるのですが、どのコミュニティをのぞいてみてもわたしみたいなのはあまりいなくて、なんか、、、ポツーンってなってます(笑)

ロールモデルがいないので、どうやって収益化していくのかとか、集客の方向性とか、はっきりは見えないままなんですが、でもそれがいいとも思っていて。少数でも、『そうそう!』『そう言うのが欲しかった!』『あなたみたいな人に会いたかった!』っていってもらえるようになってきているので、これからもいろんな領域のはざまで、自分らしくいたいなと思います。

 

【さらに、もっと先へ】

本事業を開業する際につけた屋号は『Conditioning Partner』。健康づくりのために全身調整(コンディショニング)をする伴走者(パートナー)でありたいと思ってつけたものです。

先日テレビを見ていたら、早稲田大学の金岡教授がこんなことをおっしゃっていました。

『わたしは結構アスリートを見るんですけど、アスリートというのはパフォーマンスを上げるために色々なコンディショニングをしています。わたしたちも、競技をするわけじゃないけれど、日常生活をいかに快適に過ごすか、究極には歳を取っても寝たきりにならない、いわゆる健康寿命いかに伸ばすか、それを高めるためにライフパフォーマンスを高める必要がある。それにはアスリートと同じようにコンディショニングを日頃からしていくことが必要じゃないかと思います。自分たちもアスリート、人生のアスリート。』

NHKの『あしたも晴れ!人生レシピ』の番組の締めくくりにこのように話されていて、目ん玉が飛び出る思いでした。

わたしが理学療法士を志したのは、スポーツに関わる仕事をしたいと思ったから。今は違う領域にいますが、どうしても思考の根底にあるのは『パフォーマンスを上げるためにコンディショニングが重要』という概念だったのでしょう。「コンディショニングは分かりにくいから変えた方がいい」と何度言われても変えられなかった。それが屋号になった。しかも、薄ぼんやりとしか描けていなかった、全人類を対象としたわたしのやりたいことがこれだったんだと、まさしく言語化されていました。

今の名刺には、屋号と合わせてこのように表記しています。


産後の分野でさえまだまだの状態ですが、全人類的健康づくりへも発展させていけたら幸せだと思っています。

今後ともお付き合いいただければ幸いです。

 

Conditioning Partner 代表 つかお さき

 

【ママが“わたし”を好きになるボディワーク】始まりました

2023/10/10

午後は新しくグループレッスンを行いました。

題して【ママが“わたし”を好きになるボディワーク】。

ココロやカラダが『今までのわたし』からどんどん乖離していってしまう産後の時期に、『自分らしさ』をココロとカラダの両面から見つめる時間として設定しました。

普段、子育てサロンなどでカラダに特化してアプローチしてはいるのですが、欲張りにもココロからもアプローチしちゃおうという企画です。

 

結論から先に申しますと、今回あまりうまく行きませんでした。。。

ここまで書いて二日経ってしまいました。。。

思い返してうまく行かなかった要因を検討し、せっかく来てくださったママたちのことを考えては申し訳ない気持ちになって落ち込んで過ごしていました。

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参加してくださったのは生後半年前後のお子さんを持つママ3人。

職場が同じだったようで、誘い合って参加してくださったとのこと。

少し自己紹介などでお話ししてから始める予定だったのですが、皆さん顔見知りとのことでそこを飛ばしてボディワークに入りました。

これがよくなかった。

いきなり本題に入ってしまったので、場が温まる前で皆さん緊張されたと思います、ベビーたちが順番に泣き始めてしまいました。

それでもお子様と楽しめるストレッチやエクササイズを紹介しながら進行し、ボディワークを提供はしたのですが、さらにその後のディスカッションでわたしが話すぎてしまいました。

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今回のテーマは『ママになってもわたしらしい自分を好きでいたい』と設定。

今考えてみると、結構難しいテーマだったんじゃないかと思います。『自分らしさ』って、言葉は簡単ですが言語化するのはかなり難しい。

さらに、ベビーのことで手一杯な時期に『自分を好きになる』って行き着くまでの道のりが長く感じるものです。

その第一歩を橋渡しするくらいの気持ちでいなきゃいけなかったのに、あれこれ喋ってかなり力押ししてしまいました。

前回の記事を読まれた方はお気づきかと思いますが、午前中で既に『なんて日だ!』って感じだったので、『うまく行かせたい』という思いが強すぎたんだと思います。噛み合わないことをしてしまったなぁと反省しきりです。

ファシリテーションは、参加者が自分で気づきを得るための補助的な役割でなければならない。あくまで、横について手を貸すのは最小限。前に立って引っ張ったり、後ろからぐいぐい押すのは違う。当事者が気付きを得る時間を上手く提供できなかったのです。

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時間も押してしまったので、レッスン中にアンケートをいただく時間もなくなってしまいました。タイムマネジメントも下手くそで、もう反省しかない。

にもかかわらず、帰られてから忙しい中感想を寄せてくださったのでシェアします。

ストレッチ系のゆったりな運動だけでなく、音楽に合わせてリズミカルな運動もすこしあっても楽しいかなと思いました。

育児で自己肯定感が下がり自分を責めた時もあったけども、人から褒められた、認められたことがすごく嬉しくて、今の自分でいいんだと思えるようになった。

ご自身の体験などもうかがえて、みんなそれぞれに大変なことがあったり、同じ悩みをもっていたりすることが知れて良かったです。もう少し運動の時間が多いといいなとおもいました。産後で家にいるとどうしても体を動かす機会がないので…(^^;

感想が本当に優しくて何度も読んで泣いています。もう一度会うことが叶うなら、今回の至らなさをアンケートを元に改善してより良いものを提供したいと思います。

最後になりますが、ご参加くださったママとベビーに感謝です。ありがとうございました!