2023/10/10
午後は新しくグループレッスンを行いました。
題して【ママが“わたし”を好きになるボディワーク】。
ココロやカラダが『今までのわたし』からどんどん乖離していってしまう産後の時期に、『自分らしさ』をココロとカラダの両面から見つめる時間として設定しました。
普段、子育てサロンなどでカラダに特化してアプローチしてはいるのですが、欲張りにもココロからもアプローチしちゃおうという企画です。
結論から先に申しますと、今回あまりうまく行きませんでした。。。
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ここまで書いて二日経ってしまいました。。。
思い返してうまく行かなかった要因を検討し、せっかく来てくださったママたちのことを考えては申し訳ない気持ちになって落ち込んで過ごしていました。
参加してくださったのは生後半年前後のお子さんを持つママ3人。
職場が同じだったようで、誘い合って参加してくださったとのこと。
少し自己紹介などでお話ししてから始める予定だったのですが、皆さん顔見知りとのことでそこを飛ばしてボディワークに入りました。
これがよくなかった。
いきなり本題に入ってしまったので、場が温まる前で皆さん緊張されたと思います、ベビーたちが順番に泣き始めてしまいました。
それでもお子様と楽しめるストレッチやエクササイズを紹介しながら進行し、ボディワークを提供はしたのですが、さらにその後のディスカッションでわたしが話すぎてしまいました。
今回のテーマは『ママになってもわたしらしい自分を好きでいたい』と設定。
今考えてみると、結構難しいテーマだったんじゃないかと思います。『自分らしさ』って、言葉は簡単ですが言語化するのはかなり難しい。
さらに、ベビーのことで手一杯な時期に『自分を好きになる』って行き着くまでの道のりが長く感じるものです。
その第一歩を橋渡しするくらいの気持ちでいなきゃいけなかったのに、あれこれ喋ってかなり力押ししてしまいました。
前回の記事を読まれた方はお気づきかと思いますが、午前中で既に『なんて日だ!』って感じだったので、『うまく行かせたい』という思いが強すぎたんだと思います。噛み合わないことをしてしまったなぁと反省しきりです。
ファシリテーションは、参加者が自分で気づきを得るための補助的な役割でなければならない。あくまで、横について手を貸すのは最小限。前に立って引っ張ったり、後ろからぐいぐい押すのは違う。当事者が気付きを得る時間を上手く提供できなかったのです。
時間も押してしまったので、レッスン中にアンケートをいただく時間もなくなってしまいました。タイムマネジメントも下手くそで、もう反省しかない。
にもかかわらず、帰られてから忙しい中感想を寄せてくださったのでシェアします。
『ストレッチ系のゆったりな運動だけでなく、音楽に合わせてリズミカルな運動もすこしあっても楽しいかなと思いました。』
『育児で自己肯定感が下がり自分を責めた時もあったけども、人から褒められた、認められたことがすごく嬉しくて、今の自分でいいんだと思えるようになった。』
『ご自身の体験などもうかがえて、みんなそれぞれに大変なことがあったり、同じ悩みをもっていたりすることが知れて良かったです。もう少し運動の時間が多いといいなとおもいました。産後で家にいるとどうしても体を動かす機会がないので…(^^;』
感想が本当に優しくて何度も読んで泣いています。もう一度会うことが叶うなら、今回の至らなさをアンケートを元に改善してより良いものを提供したいと思います。
最後になりますが、ご参加くださったママとベビーに感謝です。ありがとうございました!